co so a do

Design Diary

ショップリニューアル 2024.07.26 Works

来年2025年でco so a do.zakkaは
開店15周年を迎えます。

節目の年ということもあり、
日頃お世話になっている作家様にもご協力頂き、
お客様により楽しんで頂ける年にしようと今から色々と計画をしております。

その企画を考える中で、お客様に楽しんで頂くのはもちろんなのですが
お預かりした作家様皆さんの作品がより引き立つ空間でなければならないなぁと…
そんな事を強く思うようになり、15周年に向けてリニューアルする事にしました。

プランはcosoado.design works(主人)にお願いをしました。
飲食店をメインに物販店など店舗デザインを得意としています。

今回のリニューアルでは、cosoado.design worksがコンセプトとしている
「最小限で最大限の効果を」を実現しようと取り組みました。


ポイントその1(レイアウト)
今回のリニューアルでは、
奥のロフトスペースまでお客様が回遊できるよう売り場を拡充しました。

わざわざ新しく売り場を作ったというのではなく、
物置のようになっていたスペースを片付け売り場を作りました。
最小限ですね 笑

そして、円形カウンターを新設し、
限られた空間でも広く見えるような視覚的効果を実現しました。
実際に以前と比べると通路幅も広くなり、
お客様もゆったりとご覧くださっています。


ポイントその2(カラー)
元々使用していた色、新しく使用する色、変更する色、
トレンドを取り入れながら全ての色を変更するのではなく、
+、-、×、÷のアレンジでリニューアル感を演出しました。

既存を活かしながらカラーバランスを取るのが結構難しく、
最後までなかなか決まらなかった部分でした。


ポイントその3(照明)
cosoado.design worksが、空間デザインをする中で一番こだわっている照明計画。
今回のリニューアルでは照明の配置を変え光の当て方を変えました。

煌々と照らす照明ではなく、
必要なところに必要な光を入れ商品をきちんと照らす照明プランにしました。
また、一般の方でも購入できるLEDを使用し、
光の色温度の統一感や雰囲気のある照度を考慮し、消費電力も軽減させました。


この3つのポイントで、限られた空間を広く見せ、
落ち着いた心地の良い空間を実現しました。

今まで眠っていたソファーを引っ張り出してきて、
座ってゆっくりして頂けるスペースを作りました。
通路が少し広くなったので、
ベビーカーのお客様もご来店頂きやすくなったと思います。

より過ごしやすい空間となりましたので、
ぜひ皆様のお越しをお待ちしております。